乾燥する季節になると多くの人が直面するのが、髪にまとわりつく静電気の問題です。
特に朝の忙しい時間には、髪の毛が纏まらず扱いづらくなることがありますよね。
家を出る前に、髪の静電気をどうにかしたいと思った経験はありませんか?
この記事では、静電気がどのようにして発生し、どのように対処すれば良いのか、その予防方法について紹介しますね。
髪の毛の静電気対策方法
髪が静電気で広がり、ブラッシングしても収まらない経験はありませんか?
ここでは、そんな煩わしい髪の静電気を抑える方法をご紹介します。
水で抑える
外出時に髪のパサつきや静電気が気になるときは、水を使って対処するのが便利です。
ただし、これは一時的な解決策であり、髪が乾くと再び静電気が生じることがあるので注意が必要です。
他の方法と併用するのがおすすめです。
ハンドクリームを使って抑える
水を使えない場所にいる時は、ハンドクリームを使用すると良いでしょう。
通常のハンドクリームを少量手に取り、軽く髪に塗ることで静電気を抑えることができます。
乾燥する季節には、ハンドクリームを携帯すると特に便利です。
髪を使って放電する方法
水やハンドクリームが使用できない状況では、自分の髪を使って放電する方法があります。
髪の一部を握って静電気を逃がす方法ですが、静電気の強さによって効果が変わるため、状況に応じて他の方法も試すことをおすすめします。
周囲の物を使って放電する方法
室内で静電気が気になる時は、壁や床を使って放電することが効果的です。
手を壁に触れさせるだけで体の静電気を放出することができます。
木材やコンクリートは自然な放電路として機能することが多いため、これらを利用すると良いでしょう。
特に冬場はこれらの方法を活用すると効果的です。
毎日の生活で静電気をどう抑え、心地よく過ごすか、その方法を見ていきましょう。
ここでは、髪の静電気を減少させる具体的な対策を紹介します。
髪も保湿する
特に冬は暖房による髪の乾燥が進むため、エアコンの直接的な風が髪に当たらないよう気をつけましょう。
ヘアクリームやヘアオイルなどを使うのも効果的です。
シャンプーを正しく行う
シャンプーは泡立てが重要です。
泡立てずに使用すると、髪の保護膜が損なわれ水分が失われる可能性があります。
頭皮を傷つけないように、指の腹で揉むように洗い、そのあとはしっかりすすぎましょう。
濡れ髪の扱い方
濡れた髪は非常にデリケートなため、自然乾燥は避け、タオルで優しく水分を拭き取ることが大切です。
これにより、髪のダメージと静電気の発生を防ぎます
また、ドライヤーで髪を乾かす際は、熱風を長時間同じ場所に当てないよう注意し、髪から約20センチメートル離して短時間で乾かすのが理想です。
室内環境の湿度にも注意を
外の冷たい空気が室内の湿度を下げるため、加湿器を使用して40%〜60%の適切な湿度を維持することが髪の健康にも効果的です。
静電気体質の人はどうしたらいい?
中には、静電気を帯びやすい人もいらっしゃいます。
原因としては、肌が乾燥していたり、不規則な生活や睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスなどがあげられます。
心当たりがあれば、生活を見直したり、静電気除去ブレスレットなどをつかってみるのもいいでしょう。
まとめ
「バチっ」と嫌な静電気が起こる原因は、主に乾燥です。
髪に触れる前に、壁などを触って放電するのも有効ですが、髪が乾燥しないよう正しいヘアケアを行うことは欠かせません。
正しいヘアケアは、健康で美しい髪を維持することにもつながります。
また、室内の湿度にも気を配ることも効果的です。
一つ一つは些細なことですが、続けていくことで、あの嫌な静電気から解放され、ツヤのある綺麗な髪が手に入るでしょう。