Apple製品を買うにあたって学生割引制度があるのは知ってますか?
学割というと学生だけが対象者のような感じがしますが、それ以外の人も対象者になることがありますよ。
この記事では、アップル製品購入の学割制度について、詳しく紹介していきます。
アップル製品の学割制度、対象者はどんな人?
Appleの教育割引が適用されるのは、以下のカテゴリに属する方々です:
- 高等学校、大学、専門学校に在籍している学生や、これから進学する方々
- 小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校で教鞭をとる教員やスタッフの方々
- 大学入試の予備校に通う生徒
- PTAの役員の方々
これらの方々は、Appleの提供する教育割引の対象となります。
幅広い人が対象者となっています。
これは、iPad、MacBook、iMacなど教育に役立つ製品であることから、学生だけでなく教育に関わる人に対しての支援につながるからです。
学割対象者であることを証明するために必要なもの
Appleの学割を活用する際に必要な身分証明書の提出について、対象者別に必要な書類をまとめました。
学生の方
- 在籍学生:学生証(高校、大学、専門学校など)
- 入学予定の学生:合格通知書や入学許可証(入学前でも利用可能)
- オンライン手続き:UNiDAYSを使用して登録・認証後、特定のAppleページで認証を行い、割引が適用されるオンラインストアでの購入が可能
教職員の方
- 常勤教職員:教職員証または雇用契約書(学校名が確認できるもの)
- 非常勤教職員:雇用契約書(派遣契約は対象外)
- 教員免許証:一部の学校で利用可能
- 注意点:直接雇用されている教職員のみが対象。派遣などの他の契約形態では適用外となる場合があります。
PTA役員の方
- PTA役員:PTA役員名簿や学校発行の証明書(公式に学校から発行された書類のみ有効)
- 注意点:手書き名簿は無効。公式な書類のみが有効とされ、学校事務所での発行手続きが推奨されます。
これらの書類を事前に準備することで、Appleの学割をスムーズに利用することができます。
どこで買えば割引してもらえるの?
- Apple Store(実店舗)
- Apple Storeでは、教育割引を受けるために学生証や教職員証などの公的証明書の提示が必要です。店舗スタッフが割引手続きをサポートし、購入前に製品の在庫状況を確認することが推奨されます。
- 店舗の例:
- 東京:Apple 銀座、Apple 丸の内、Apple 新宿、Apple 渋谷、Apple 表参道
- 神奈川:Apple 川崎
- 大阪:Apple 心斎橋
- 京都:Apple 京都
- 愛知:Apple 名古屋栄
- 福岡:Apple 福岡天神
- Apple公式オンラインストアの「学生・教職員向けストア」
- 公式オンラインストアには学生・教職員向けの専用セクションがあります。UNiDAYSを通じたオンラインでの身分証明が必要となります。アカウントを設定し、必要な証明を提出して認証を受ければ、自宅から学割価格で製品を選んで購入することができます。
- Appleサポートを通じた電話注文
- 電話での注文も教育割引が適用されます。公式サポートライン(0120-994-994)に連絡し、教育割引を利用したい旨を伝えると、オペレーターが必要なサポートを提供します。これは、直接的な質問や店舗訪問が難しい方に特に便利な方法です。
家電量販店でもアップル製品の取り扱いはありますが、学生割引を受けることはできません。
どれくらい割引してもらえるの?
Appleの教育割引の適用額は、以下の通りです:
- MacBook Proには21,000円から28,000円の範囲で割引が適用されます。
- MacBook Airは14,000円の割引があります。
- iPadは5,000円から16,000円までの範囲で割引が変動します。
- iMacには6,000円から12,000円の割引があります。
iPhoneは割引対象外なの?
Appleの学生割引プログラムでは、iPad、MacBook、iMacなど教育に役立つ製品に対して割引が適用されるものです。
ですからiPhoneは学生割引の対象外です。
このため、学生や教職員がiPhoneを特別価格で購入することはできません。
教育割引が適用されるのは、教育活動に直接的に関連する製品に限られています。
教育割引が適用される主な製品は以下の通りです:
- iPadシリーズ: 通常モデルのiPad、iPad Pro、iPad Air
- Macシリーズ: MacBook Air、MacBook Pro、iMac
- その他: AppleCare+(特定の製品に限る)、一部のアクセサリ(Magic Keyboardなど、適用可能かどうかは確認が必要です)。
その他に注意することは?
Apple学割の年間購入に制限あり
Appleの学割制度は、年間の購入可能台数に制限が設けられています。
これは製品の不正利用を防ぎ、学割対象者が製品を適切に使用することを促すための措置です。
具体的には、1年間でノートブック製品(例えばMacBook)は1台、タブレット製品(例えばiPad)は最大2台まで購入可能です。また、アクセサリについては年間2点まで学割価格での購入が許可されています。
これらの制限はAppleの会計年度に基づいて適用され、4月1日から翌年3月31日までの期間が対象です。
したがって、年度末と新年度の始まりをうまく利用することで、購入機会を最大限に活用することができます。
例えば、3月に1台購入し、新しい会計年度が始まる4月にもう1台購入するなどの戦略が有効です。
転売の禁止
学割で購入した商品を転売することは禁止されており、違反が発覚した場合、追加料金が課されたり、学割の利用資格が停止されることがあります。
アップル製品を学割制度を使って購入する方法
アップル製品を学割制度を利用して購入するには、オンライン(学生・教職員専用ストア)・アップルの実店舗・サポート電話からとなりますが、いずれも学生割引の対象者であることを証明する書類を、まず手元に用意しておきましょう。
オンライン(学生・教職員専用ストア)で購入する場合
- 専用オンラインストアへアクセス
- Appleの教育向けオンラインストアにログインし、割引製品を閲覧します。このストアは教育関係者専用で、一般のオンラインストアと比べて異なる割引価格が設定されています。公式サイトから特定のリンクを選ぶか、「教育向けストア」と検索してアクセスし、割引適用製品を確認できます。
- 学生認証プロセス
- 割引を受けるためには、身分を証明する必要があります。AppleはUNiDAYSというサービスを使って学生または教職員であることを証明します。このプロセスには学生証、学校のメールアドレス、または在籍証明書が必要で、認証は通常数分で完了します。
- 対象製品の選択とカートへの追加
- 認証が完了したら、割引対象の製品を選びます。主な対象製品にはMacBook(MacBook Air、MacBook Pro)、iPad(iPad、iPad Air、iPad Pro)がありますが、Apple Watch、iPhone、AirPodsは通常割引対象外です。選んだ製品をカートに追加します。
- 購入手続きと支払い
- 製品をカートに追加した後は、購入手続きを進めます。支払い情報と配送先を入力し、支払い方法としてはクレジットカードやApple Pay、分割払いが利用可能です。教育割引を適用すると、製品が通常価格よりも5%から10%割引されます。
実店舗で購入する場合
学割対象者であることを証明する書類を持参し、お店に行きましょう。
購入したい製品が決まったら、ショップ店員に「学割制度を使いたい」ことを伝えます。
また、店に行く前に店舗に在庫があるか確認しておくとスムーズです。
親が代理で買う時も割引してもらえるの?
Appleの学割制度を活用して、親が子供のためにiPadやMacBookなどを購入することは可能です。
これは特に進学祝いなどのプレゼントとして有用ですが、その際には以下のようないくつかの条件があります。
学割適用資格者 購入対象者は、大学や専門学校に在籍中、または入学予定の学生である必要があります。
必要な証明書類
- 店頭購入時:学生本人が必ず同行する必要があり、学生証や入学許可証などの証明書が求められます。
- オンライン購入時:学生の身分がUNiDAYSで事前に証明されていれば、親が自宅から代理で購入することができます。
使用目的の制限 学割で購入した製品は、学業または教育目的での使用が前提とされており、家庭でのレジャーや娯楽目的での使用は対象外です。
これらの条件を理解し、適切に満たすことで学割を利用することが可能です。
もっとお得に購入したい!おすすめはこのタイミング
Apple学割を最も効果的に活用するのにおすすめなタイミングは、新学期を迎える2月から4月にかけて実施される「新学期を迎えるキャンペーン」の期間です。
この時期には、Appleが学生や教職員向けに特別なプロモーションを提供し、通常の割引に加えてAppleギフトカードの還元が行われることが一般的です。
たとえば、iPadやMacを購入する際に、最大19,000円分のギフトカードが付与されることもあり、これを利用して周辺機器などを購入することができます。
新学年の始まりに新しい学習ツールを導入することを考えている教育関係者にとって、このキャンペーン期間は特に有難いものです。
ただし、このキャンペーン期間を逃しても、Apple学割は年中いつでも利用可能で、通常価格から数千円から数万円の割引があります。
さらに、「ブラックフライデー」や「初売り」などの他の大型セール期間にもギフトカード還元などの特典が用意されていることがありますので、これらのセールを利用するのも良い選択です。
Apple製品をお得に手に入れたいと考えている場合、これらのタイミングを逃さずに活用することをおすすめします。
まとめ
アップルの学割制度は学生だけでなく、教育にかかわる多くの人が対象になっています。
対象者であることを証明する書類が必要であったり、近所の家電量販店での購入は対象外であったり、条件は色々ありますが割引制度があるのは嬉しいことですよね。
Apple製品は、教育や仕事の効率向上に役立つツールとして、学生や教職員に特に人気があります。
対象者である人は、ぜひこの制度を活用してみてください。