「上履きを洗っても黒ずみが落ちない」「スニーカーをもっと白くしたい」と悩んでいませんか?
そんなときに人気なのが、オキシクリーンを使った「オキシ漬け」です。
酸素の力で汚れを浮かせるため、普段の手洗いでは落としきれない汚れまでスッキリ落ちることがあります。
しかし、どんな靴でもオキシ漬けできるわけではありません。
素材によっては色落ちや変色、接着剤の劣化につながることもあるため、正しい方法で行うことが大切です。
この記事では、上履きやスニーカーのオキシ漬け方法を初心者の方にもわかりやすく解説します。
さらに、オキシ漬けできる靴・できない靴の見分け方や、黄ばみ・色落ちなど失敗した場合の対処法まで詳しくご紹介します。
初めてオキシ漬けに挑戦する方も、ぜひ最後まで参考にしてください。
- オキシ漬けで上履きやスニーカーはきれいになる?まず知っておきたいポイント
- オキシクリーンとは?靴が白くなりやすい理由をわかりやすく解説
- オキシ漬けできる靴・できない靴の見分け方
- オキシ漬けを始める前に確認したい3つのポイント
- 上履きをオキシ漬けする方法|初心者でも失敗しにくい手順を解説
- スニーカーのオキシ漬け方法|色落ちや型崩れを防ぐコツも紹介
- オキシ漬け後の仕上げと乾かし方|最後のひと手間で仕上がりが変わる
- オキシ漬けで失敗したときの原因と対処法
- オキシクリーン以外で靴をきれいにする方法|汚れに合わせて使い分けよう
- 上履きやスニーカーを汚れにくくする日常のお手入れ
- 上履き・スニーカーのオキシ漬けでよくある質問
- 【まとめ】オキシ漬けは正しい方法なら上履きもスニーカーも気持ちよく履ける
オキシ漬けで上履きやスニーカーはきれいになる?まず知っておきたいポイント

「オキシ漬けをすれば新品のように真っ白になるの?」と思う方も多いでしょう。
実際には、オキシクリーンが得意な汚れと、あまり効果が期待できない汚れがあります。
まずは、オキシ漬けでできること・できないことを知っておくと、期待とのギャップが少なくなります。
オキシクリーンが得意な汚れとは?
オキシクリーンは、酸素系漂白剤の一種です。
お湯に溶かすことで酸素の泡が発生し、繊維の奥に入り込んだ汚れを浮かせて落としやすくします。
特に次のような汚れには高い効果が期待できます。
- 泥汚れ
- 皮脂汚れ
- 汗による汚れ
- 軽い黒ずみ
- ニオイの原因となる汚れ
お子さんの上履きや、毎日履く白いスニーカーには特に相性がよいでしょう。
手洗いだけでは落ちなかった汚れが、オキシ漬けをすることで驚くほどきれいになるケースも少なくありません。
オキシ漬けだけでは落ちない汚れもある
一方で、オキシクリーンにも苦手な汚れがあります。
例えば、次のような汚れは完全には落ちないことがあります。
- 時間が経って繊維に染み込んだシミ
- ゴム部分の黄ばみ
- サビ汚れ
- 塗料やインクの汚れ
- 素材そのものの変色
また、長年履いて生地が傷んでいる場合は、汚れではなく素材の劣化によって黒ずんで見えることもあります。
そのため、「オキシ漬けをすれば必ず真っ白になる」というわけではないことを知っておきましょう。
頑固な汚れはブラシ洗いと組み合わせるのがおすすめ
オキシ漬けは、汚れを浮かせることが得意です。
そのため、つけ置きしたあとにブラシでやさしくこすると、さらにきれいになりやすくなります。
特に上履きのつま先や、スニーカーのソール部分などは、ブラシ洗いを組み合わせることで汚れが落ちやすくなります。
ゴシゴシ力を入れてこする必要はありません。
オキシ漬けで柔らかくなった汚れを、軽い力で落とすイメージで十分です。
「つけ置きだけ」「ブラシだけ」よりも、この2つを組み合わせることで、より高い洗浄効果が期待できます。
オキシクリーンとは?靴が白くなりやすい理由をわかりやすく解説

オキシクリーンは人気のお掃除アイテムですが、「なぜ汚れが落ちるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
仕組みを知っておくと、より効果的に使えるようになります。
酸素の泡が汚れを浮かせて落としやすくする
オキシクリーンの主成分は、酸素系漂白剤である「過炭酸ナトリウム」です。
40〜60℃程度のお湯に溶かすと酸素の泡が発生し、その泡が繊維の奥まで入り込みます。
そして、泥や皮脂などの汚れを浮かせて落としやすくする仕組みです。
ゴシゴシこすらなくても汚れが落ちやすいのは、この酸素の働きによるものです。
塩素系漂白剤との違い
漂白剤には、大きく分けて「塩素系」と「酸素系」があります。
塩素系漂白剤は漂白力が非常に強い反面、色柄物には使用できず、刺激臭もあります。
一方、オキシクリーンのような酸素系漂白剤は、比較的素材への負担が少なく、色柄物にも使えるものが多いのが特徴です。
そのため、上履きやスニーカーのお手入れにも取り入れやすいでしょう。
ただし、素材によっては使用できない場合もあるため、事前の確認は欠かせません。
色柄物にも使いやすい理由
「漂白剤」と聞くと、「色が抜けてしまいそう」と心配になる方もいるかもしれません。
オキシクリーンは塩素系漂白剤とは異なり、色素を強く分解するタイプではありません。
そのため、色柄物にも使える製品として販売されています。
とはいえ、染料の種類や靴の素材によっては色落ちすることもあります。
特に濃い色のスニーカーや、海外製の靴は染色方法が異なることもあるため注意が必要です。
心配な場合は、目立たない部分で色落ちテストを行ってからオキシ漬けをすると安心です。
次の章では、オキシ漬けできる靴・できない靴の見分け方について詳しくご紹介します。
オキシ漬けできる靴・できない靴の見分け方
オキシ漬けで失敗しないために、もっとも大切なのが「素材を確認すること」です。
見た目が似ている靴でも、素材によってはオキシクリーンが使えるものと使えないものがあります。
特にスニーカーは、キャンバス生地だけでなく、天然皮革やスエードなど複数の素材が使われていることも少なくありません。
まずは、ご自宅の靴がオキシ漬けできる素材かどうかを確認してから始めましょう。
オキシ漬けできる素材・できない素材一覧
一般的な目安は次のとおりです。
| 素材 | オキシ漬け |
|---|---|
| キャンバス(布) | 〇 |
| 綿素材 | 〇 |
| ポリエステル・ナイロン | 〇 |
| メッシュ素材 | 〇(やさしく洗う) |
| 合成ゴム | 〇 |
| 天然皮革(本革) | × |
| スエード・ヌバック | × |
| ムートン | × |
| シルク・ウール | × |
上履きは布製が多いため、基本的にはオキシ漬けしやすい素材です。
一方、ファッションスニーカーやランニングシューズはさまざまな素材が使われているため、購入時の表示やメーカー公式サイトを確認することをおすすめします。
キャンバス・メッシュ・合皮・天然皮革の違い
「布に見えるけれど、本当にオキシ漬けして大丈夫?」と迷う方もいるでしょう。
素材ごとの特徴を知っておくと判断しやすくなります。
キャンバス素材は、コンバースなどにも多く使われている丈夫な布素材です。
オキシ漬けとの相性がよく、もっとも安心して洗いやすい素材といえます。
メッシュ素材は通気性が良い反面、生地がやや繊細です。
ブラシで強くこすりすぎると傷むことがあるため、やさしく洗うようにしましょう。
合成皮革(合皮)は、本革ではありませんが、長時間水につけることで表面が傷んだり、ひび割れたりすることがあります。
全面をオキシ漬けするのではなく、汚れた部分だけをお手入れするほうが安心です。
天然皮革(本革)は、水やアルカリに弱く、オキシ漬けには向きません。
シミや変色、硬化の原因になることがあるため、専用クリーナーを使ってお手入れしましょう。
人気ブランドの素材をチェックしてみよう
同じブランドでもシリーズによって素材は異なりますが、一般的には次のような傾向があります。
| ブランド | 素材の傾向 | オキシ漬けの目安 |
|---|---|---|
| ムーンスター上履き | 布・キャンバス | 〇 |
| アサヒ上履き | 布素材 | 〇 |
| イフミー | メッシュ中心 | 〇(やさしく) |
| ニューバランス | メッシュ・スエード混在 | 素材確認が必要 |
| ナイキ | メッシュ・合成皮革など | 素材確認が必要 |
| アディダス | メッシュ・合成素材 | 素材確認が必要 |
| コンバース オールスター | キャンバス | 〇 |
| VANS | キャンバス・スエード | シリーズによる |
ブランド名だけで判断するのではなく、同じシリーズでも素材が異なることがあるため、必ず実物の表示を確認してください。
防水加工・撥水加工された靴は注意
防水スニーカーや撥水加工された靴は、オキシ漬けによって加工が弱くなることがあります。
汚れは落ちても、水をはじく性能が低下する可能性があるため注意しましょう。
どうしても洗いたい場合は、メーカーのお手入れ方法を確認することをおすすめします。
迷ったときは「洗濯表示」とメーカー情報を確認しよう
「素材がよく分からない」「タグが見当たらない」という場合は、無理にオキシ漬けをしないほうが安心です。
購入時の箱や説明書、メーカー公式サイトなどで素材を確認しましょう。
判断できない場合は、水洗いのみ、または靴専用クリーナーを使うほうが安全です。
迷った状態でオキシ漬けをすると、汚れ以上に靴を傷めてしまう可能性があります。
オキシ漬けを始める前に確認したい3つのポイント

オキシクリーンは便利なお掃除アイテムですが、いきなりつけ置きを始めるのはおすすめできません。
事前に少し準備をしておくだけで、色落ちや洗い残しなどの失敗を防ぎやすくなります。
洗濯表示やメーカーの説明を確認する
まず確認したいのが、靴のお手入れ方法です。
洗濯機で洗える靴でも、長時間のつけ置きは推奨されていない場合があります。
メーカー独自の素材が使われていることもあるため、公式サイトのお手入れ方法を一度確認しておくと安心です。
色落ちが心配なら目立たない場所で試してみる
色柄物のスニーカーは、染料によって色落ちすることがあります。
心配な場合は、オキシクリーン液を少量付けた布で、靴の内側やかかと部分など目立たない場所を軽く拭いてみましょう。
布に色が付くようなら、全面のオキシ漬けは避けたほうが安心です。
泥や砂は先に落としておく
靴底や溝に泥や小石が残ったままオキシ漬けすると、お湯がすぐに汚れてしまいます。
また、ブラシで後から落とそうとしても、泥が広がってしまうことがあります。
先に軽くブラシで砂や泥を落とし、水でサッと流してからオキシ漬けを始めると、洗浄効果も高まりやすくなります。
ここまで準備できれば、いよいよ実際のオキシ漬けです。
次は、上履きをきれいに洗うための手順を、写真がなくても分かるように順番にご紹介します。
上履きをオキシ漬けする方法|初心者でも失敗しにくい手順を解説

上履きは毎日履くものなので、思っている以上に汗や皮脂、泥汚れが付着しています。
「毎週洗っているのに黒ずみが落ちない…」という場合でも、オキシ漬けを取り入れることで汚れが落ちやすくなることがあります。
ここでは、初めての方でも失敗しにくいオキシ漬けの方法を順番にご紹介します。
準備するものとオキシクリーンの分量
まずは必要なものを用意しましょう。
- オキシクリーン(粉末タイプ)
- 40〜60℃程度のお湯
- バケツや洗面器などの容器
- 靴ブラシまたは使い古しの歯ブラシ
- ゴム手袋(肌が弱い方におすすめ)
- タオル
オキシクリーンは商品によって使用量が多少異なるため、基本的にはパッケージの表示を確認してください。
一般的には、約4Lのお湯に対して付属スプーン1杯程度が目安です。
濃くしすぎても洗浄力が大きく上がるわけではありません。
適量を守ることで、靴への負担も少なくなります。
お湯の温度は40〜60℃がおすすめ
オキシクリーンは、水よりもお湯で溶かしたほうが効果を発揮しやすくなります。
おすすめの温度は40〜60℃程度です。
ぬるすぎると十分に泡が発生せず、洗浄力が弱くなることがあります。
反対に、熱湯を使うと接着剤が傷んだり、素材が変形したりする恐れがあります。
「少し熱めのお風呂くらい」とイメージするとわかりやすいでしょう。
バケツとジップロック、どちらがおすすめ?
オキシ漬けでは、バケツを使う方法とジップ付き保存袋を使う方法があります。
それぞれにメリットがあるため、ご家庭にあるもので選んで問題ありません。
バケツでつけ置きする場合
- 上履き全体をつけやすい
- 家族分をまとめて洗える
- 安定して作業しやすい
もっとも一般的な方法で、初心者の方にもおすすめです。
ジップ付き保存袋を使う場合
- 少ないお湯で済む
- オキシクリーンの使用量を節約できる
- 片足ずつ洗いやすい
ただし、袋が破れないように注意が必要です。
また、お湯が熱すぎると袋が変形することもあるため、適温を守りましょう。
上履きのオキシ漬け手順【STEP①〜⑤】
実際の手順はそれほど難しくありません。
次の順番で進めていきましょう。
STEP① 靴ひもや中敷きがあれば取り外す
上履きに取り外せる中敷きが付いている場合は、先に外しておきます。
別々に洗うことで、隅々まできれいになりやすくなります。
STEP② 砂や泥を軽く落とす
ブラシで泥や砂を払い、水で軽く流します。
このひと手間だけでも、オキシ液が汚れにしっかり届きやすくなります。
STEP③ オキシクリーンをお湯に溶かす
40〜60℃のお湯にオキシクリーンをよく溶かします。
粉が残らないように軽くかき混ぜましょう。
STEP④ 上履きを20分ほどつけ置きする
上履き全体がお湯に浸かるように入れます。
途中で上下を入れ替えると、より均一に洗いやすくなります。
STEP⑤ ブラシでやさしくこすって、しっかりすすぐ
つけ置き後は、ブラシで軽くこすります。
汚れが浮いているため、強い力を入れなくても落ちやすくなっています。
最後は泡が残らないよう、水で十分にすすぎましょう。
つけ置き時間は20分がおすすめな理由
「長くつけるほどきれいになるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、オキシクリーンは長時間つけ置きすればするほど効果が高まるわけではありません。
酸素の泡による洗浄効果は、時間の経過とともに少しずつ弱くなります。
そのため、一般的には20分程度を目安にすると効率よく洗いやすいとされています。
もちろん、汚れがひどい場合は多少長めにつけることもありますが、必要以上に何時間も放置するのはおすすめできません。
長時間つけ置きするとどうなる?
「仕事に行っている間、半日つけておこうかな」と考える方もいるかもしれません。
しかし、長時間のつけ置きには次のようなデメリットがあります。
- 接着剤が弱くなることがある
- ゴム部分が黄ばむ場合がある
- 色柄物は色落ちのリスクが高まる
- 素材への負担が大きくなることがある
特に上履きはゴム部分が多く使われているため、必要以上につけ置きしないことが大切です。
「汚れがひどいから長く漬ける」のではなく、20分程度つけ置きしたあとにブラシ洗いを組み合わせたほうが、きれいになることも少なくありません。
さらに白く仕上げるためのワンポイント
白い上履きをできるだけきれいに保ちたいなら、洗ったあとのすすぎも重要です。
オキシクリーンが残っていると、乾いたあとに黄ばみの原因になることがあります。
泡が見えなくなっても、念のため2〜3回きれいな水ですすぐようにしましょう。
また、洗い終わったらできるだけ早く風通しの良い日陰で乾かすことも、きれいな仕上がりにつながります。
次の章では、素材がさまざまなスニーカーのオキシ漬け方法について詳しくご紹介します。
スニーカーのオキシ漬け方法|色落ちや型崩れを防ぐコツも紹介
スニーカーもオキシ漬けで汚れを落とせますが、上履きよりも注意したいポイントがいくつかあります。
最近のスニーカーは、メッシュ・合成皮革・天然皮革・スエードなど、複数の素材を組み合わせて作られているものが多いためです。
素材を確認せずにオキシ漬けすると、色落ちや変色、接着剤の劣化につながることもあります。
まずは素材を確認したうえで、正しい方法でお手入れしましょう。
上履きと違う3つのポイント
上履きとスニーカーは見た目が似ていても、お手入れ方法は少し異なります。
特に次の3つは意識しておきたいポイントです。
① 素材が複数使われていることが多い
上履きは布素材が中心ですが、スニーカーは布・メッシュ・ゴム・合成皮革など、さまざまな素材を組み合わせて作られています。
一部分だけオキシ漬けに向かない素材が使われていることもあるため、洗う前の確認が欠かせません。
② 接着剤で組み立てられているものが多い
スニーカーのソールは、接着剤で貼り合わせて作られているものが多くあります。
長時間のつけ置きや熱すぎるお湯は、接着剤が弱くなる原因になることがあります。
必要以上につけ置きしないことが大切です。
③ 色柄物は色落ちの可能性がある
黒やネイビー、赤など濃い色のスニーカーは、染料によって色落ちすることがあります。
特に購入したばかりの靴や海外ブランドの製品は注意しましょう。
スニーカーのオキシ漬け手順【STEP①〜⑤】
基本的な流れは上履きとほぼ同じです。
ただし、素材への負担をできるだけ減らすことを意識して作業しましょう。
STEP① 靴ひも・中敷きを取り外す
取り外せる靴ひもや中敷きは、別々に洗います。
細かい部分まで汚れが落ちやすくなり、乾きも早くなります。
STEP② ブラシで泥やホコリを落とす
靴底の溝に入った砂や泥も忘れずに落としておきましょう。
この工程を省くと、お湯がすぐに汚れてしまいます。
STEP③ オキシクリーン液を作る
40〜60℃程度のお湯にオキシクリーンを溶かします。
粉が残らないようによく混ぜてから使いましょう。
STEP④ 約20分つけ置きする
靴全体が浸かるように入れます。
浮いてしまう場合は、お皿など軽い重しを使うと均一につけ置きできます。
ただし、無理に押さえ付ける必要はありません。
STEP⑤ ブラシでやさしく洗い、しっかりすすぐ
汚れが浮いてきたら、ブラシで軽くこすります。
メッシュ部分は力を入れすぎると傷みやすいため、やさしく洗うのがポイントです。
最後は洗剤が残らないよう十分にすすぎましょう。
中敷き・靴ひもは別々に洗うのがおすすめ
中敷きや靴ひもは、取り外して別々に洗うとよりきれいになります。
特に中敷きは汗を多く吸っているため、ニオイの原因になりやすい部分です。
オキシ漬けしたあとに軽くブラシでこすると、汚れも落ちやすくなります。
靴ひもは絡まりやすいため、小さなネットに入れて洗うのもおすすめです。
色柄物スニーカーの色落ちを防ぐコツ
色柄物のスニーカーは、いきなり全体をオキシ漬けするのではなく、まず色落ちテストを行いましょう。
方法は簡単です。
- オキシクリーン液を少量作る
- 布や綿棒に付ける
- かかとの内側など目立たない場所を軽く拭く
- 色移りしないか確認する
色が付かなければ、そのままオキシ漬けできる可能性が高くなります。
ただし、100%色落ちしないという保証ではありません。
少しでも不安がある場合は、部分洗いにとどめるほうが安心です。
接着剤を傷めないために気を付けたいこと
スニーカーは接着剤によってソールを固定している製品が多くあります。
そのため、次のような使い方は避けましょう。
- 熱湯で洗う
- 何時間もつけ置きする
- 乾燥機で一気に乾かす
これらは接着剤が劣化し、ソールがはがれる原因になることがあります。
お気に入りのスニーカーほど、やさしくお手入れすることが長持ちにつながります。
ブランドによっては水洗いを推奨していないこともある
ランニングシューズや高機能スニーカーの中には、水洗い自体を推奨していないモデルもあります。
特に天然皮革やスエードを使用しているもの、防水性能を備えたモデルなどは注意が必要です。
購入時の説明書やメーカー公式サイトで、お手入れ方法を確認してから洗うようにしましょう。
「高価なスニーカーだからこそ、念のため確認しておく」という気持ちが大切です。
汚れが軽いなら部分洗いでも十分な場合がある
スニーカー全体が汚れているわけではなく、つま先やソールだけが汚れていることもあります。
そのような場合は、無理に全体をオキシ漬けする必要はありません。
オキシクリーン液を布やブラシに付けて部分洗いをするだけでも、十分きれいになることがあります。
素材への負担も少なく、お気に入りのスニーカーを長く履き続けたい方にもおすすめの方法です。
次は、洗い終わったあとのすすぎ方や乾かし方について詳しくご紹介します。
オキシ漬け後の仕上げと乾かし方|最後のひと手間で仕上がりが変わる

オキシ漬けが終わると、「これで完了」と思ってしまいがちです。
しかし、実はすすぎ方や乾かし方によって、仕上がりには大きな差が出ます。
せっかくきれいになった上履きやスニーカーを気持ちよく履くためにも、最後まで丁寧にお手入れしましょう。
すすぎ不足は黄ばみの原因になることも
オキシ漬け後に「乾いたら黄ばんでしまった」というケースがあります。
原因の一つとして考えられるのが、すすぎ不足です。
オキシクリーンの成分が繊維に残ったまま乾燥すると、黄ばみや白い粉のような跡が残ることがあります。
ブラシ洗いが終わったら、きれいな水でしっかりすすぎましょう。
泡が見えなくなってからも、2〜3回水を替えながらすすぐと安心です。
洗濯機を使えば仕上げがもっとラクに
上履きや布製スニーカーなら、最後のすすぎと脱水だけ洗濯機を利用する方法もあります。
洗濯ネットに入れて短時間だけ回せば、水気をしっかり切ることができます。
ただし、次のような靴には向いていません。
- 天然皮革を使用した靴
- スエード素材の靴
- 装飾が付いた靴
- 型崩れしやすい靴
洗濯機を使用する場合は、メーカーがお手入れ方法として認めているか確認してから行いましょう。
型崩れを防ぐ乾かし方
濡れたまま乾かすと、靴の形が崩れてしまうことがあります。
次のような方法で乾かすと、型崩れしにくくなります。
- タオルで軽く水気を取る
- 新聞紙やキッチンペーパーを中に詰める
- 形を整えてから乾かす
新聞紙は湿気を吸ってくれるため、乾燥時間の短縮にも役立ちます。
途中で新聞紙を交換すると、さらに早く乾きやすくなります。
風通しのよい日陰で自然乾燥がおすすめ
乾かす場所も大切です。
直射日光は乾きやすい反面、素材によっては変色や劣化の原因になることがあります。
特に白いスニーカーは、強い紫外線によって黄ばみが目立つ場合もあります。
そのため、風通しのよい日陰で自然乾燥させる方法がおすすめです。
梅雨時期など乾きにくい季節は、サーキュレーターや扇風機を併用すると乾燥時間を短縮できます。
乾燥機・ドラム式洗濯機の乾燥機能は基本的にNG
「早く乾かしたいから乾燥機を使いたい」と思う方もいるでしょう。
しかし、上履きやスニーカーを乾燥機に入れるのはおすすめできません。
高温によって次のようなトラブルが起こることがあります。
- 接着剤が劣化する
- ゴム部分が変形する
- 靴が縮む
- 型崩れする
お気に入りの靴を長持ちさせるためにも、自然乾燥を基本に考えましょう。
オキシ漬けで失敗したときの原因と対処法

正しい方法でオキシ漬けをしても、「思ったように白くならなかった」「黄ばんでしまった」ということがあります。
ここでは、よくあるトラブルとその対処法をご紹介します。
オキシ漬け後に黄ばんだ|考えられる原因は2つ
黄ばみの原因として多いのは、次の2つです。
- すすぎ不足で成分が残っている
- 直射日光で乾かして変色した
まずはもう一度しっかりすすぎ、風通しのよい日陰で乾かしてみましょう。
ゴム部分の黄ばみは、素材の経年劣化による場合もあります。
その場合は、残念ながら元の白さに戻らないこともあります。
白くならない・黒ずみが残る
オキシ漬けをしても黒ずみが残る場合は、繊維の奥に汚れが入り込んでいる可能性があります。
そのような場合は、ブラシ洗いを組み合わせたり、靴用クリーナーを使ったりすると改善することがあります。
素材そのものが変色している場合は、オキシクリーンでは落とせません。
ゴム部分だけ黄ばんでしまった
スニーカーのソールや上履きのゴム部分は、紫外線や経年劣化によって黄ばむことがあります。
オキシクリーンが原因ではなく、ゴムの性質による変色であるケースも少なくありません。
ゴム専用クリーナーで改善する場合もありますが、完全に元へ戻すのは難しいことがあります。
色落ちしてしまった
色柄物は染料によって色落ちすることがあります。
特に長時間つけ置きした場合や、もともと染色が弱い素材では起こりやすくなります。
今後は色落ちテストを行い、不安な場合は部分洗いに切り替えることをおすすめします。
ニオイが取れない
ニオイが残る場合は、中敷きや靴の内部に汚れが残っている可能性があります。
中敷きを別に洗うだけでも改善することがあります。
また、乾燥が不十分だと雑菌が繁殖しやすくなるため、完全に乾かすことも大切です。
ソールがはがれそうになった
接着剤が弱くなった場合は、それ以上水につけるのは避けましょう。
市販の靴用接着剤で補修できる場合もありますが、大切なスニーカーであれば靴修理店へ相談するほうが安心です。
オキシ漬けで失敗しないためのポイント
最後に、失敗を防ぐためのポイントをまとめます。
- 素材を確認してから洗う
- 40〜60℃程度のお湯を使う
- 長時間つけ置きしない
- しっかりすすぐ
- 風通しのよい日陰で乾かす
この5つを意識するだけでも、オキシ漬けによる失敗を防ぎやすくなります。
次は、オキシクリーン以外のおすすめの洗い方や、普段から汚れを付きにくくするコツについてご紹介します。
オキシクリーン以外で靴をきれいにする方法|汚れに合わせて使い分けよう
オキシクリーンは便利なお掃除アイテムですが、すべての汚れや素材に適しているわけではありません。
靴の種類や汚れの状態によっては、ほかの洗浄方法のほうがきれいになることもあります。
ここでは、オキシクリーン以外の代表的なお手入れ方法をご紹介します。
ウタマロ石けんは部分汚れにぴったり
上履き洗いの定番として人気なのが、ウタマロ石けんです。
泥汚れや皮脂汚れに強く、つま先やかかとなど気になる部分を重点的に洗いたいときに向いています。
ブラシに石けんを付けてこするだけなので、オキシ漬けのようにつけ置きする必要がありません。
毎週のお手入れにも取り入れやすい方法です。
重曹は軽い汚れや消臭におすすめ
重曹には、軽い汚れを落としたり、気になるニオイを抑えたりする効果が期待できます。
ただし、漂白力はほとんどないため、黒ずみや頑固な汚れにはあまり向いていません。
「それほど汚れていないけれど、少しリフレッシュしたい」というときに便利です。
過炭酸ナトリウムでもオキシ漬けはできる
オキシクリーンの主成分は「過炭酸ナトリウム」です。
そのため、過炭酸ナトリウムだけを使ってオキシ漬けをする方法もあります。
香料や界面活性剤が入っていない商品も多く、シンプルな成分を選びたい方にも人気があります。
使い方は商品によって異なるため、必ず説明書を確認してください。
大切な靴には専用クリーナーがおすすめ
お気に入りのスニーカーや、高価な靴のお手入れには、靴専用クリーナーを使う方法もあります。
素材に合わせて作られているため、オキシクリーンでは洗えない天然皮革やスエードに対応した商品もあります。
靴を長く大切に履きたい方は、専用品を選ぶのも一つの方法です。
上履きやスニーカーを汚れにくくする日常のお手入れ
オキシ漬けを毎回行わなくても、普段のお手入れを少し意識するだけで汚れは付きにくくなります。
きれいな状態を長く保つために、ぜひ取り入れてみてください。
上履きは週に1回を目安に洗おう
学校で毎日履く上履きは、汗や皮脂が少しずつ蓄積しています。
汚れがひどくなってから洗うよりも、週に1回程度を目安にお手入れすると、黒ずみが定着しにくくなります。
軽い汚れなら、ブラシ洗いだけでも十分きれいになります。
泥汚れは乾いてから落とす
運動会や雨の日などで泥が付いた場合は、すぐに水で洗うより、一度乾かしてからブラシで落とすほうが簡単です。
乾いた泥はポロポロとはがれやすく、繊維の奥まで広がりにくくなります。
そのあとに水洗いやオキシ漬けをすると、よりきれいに仕上がります。
防水スプレーで汚れを付きにくくする
布製スニーカーには、防水スプレーを使うのもおすすめです。
表面に薄い保護膜ができることで、水だけでなく泥汚れも付きにくくなります。
新品のうちから使用すると、きれいな状態を保ちやすくなります。
ただし、素材によって使えない場合もあるため、商品の説明を確認してから使用しましょう。
帰宅したら軽くブラッシングする習慣を
毎日数十秒ブラッシングするだけでも、ホコリや砂がたまりにくくなります。
汚れが蓄積しにくくなるため、大掛かりなオキシ漬けの回数を減らせることもあります。
忙しい方でも取り入れやすい、簡単なお手入れ方法です。
上履き・スニーカーのオキシ漬けでよくある質問

一晩つけ置きしても大丈夫ですか?
おすすめできません。
長時間つけ置きすると、接着剤が劣化したり、色落ちや黄ばみの原因になったりすることがあります。
20分程度を目安にし、汚れがひどい場合はブラシ洗いを組み合わせるほうが効果的です。
毎週オキシ漬けしても問題ありませんか?
布製の上履きであれば、必要に応じて使用できます。
ただし、毎回オキシ漬けをする必要はありません。
普段はブラシ洗いや石けん洗いを行い、黒ずみが気になったときだけオキシ漬けを取り入れる方法でも十分です。
熱湯を使うともっときれいになりますか?
熱湯はおすすめできません。
高温によって接着剤やゴム部分が傷む可能性があります。
40〜60℃程度のお湯を使うのが適しています。
子どもの上履きにも使えますか?
布製の上履きであれば使用できるものが多いですが、素材によって異なります。
洗濯表示やメーカーのお手入れ方法を確認してから使用しましょう。
液体タイプと粉末タイプはどちらがおすすめですか?
オキシ漬けには、一般的に粉末タイプがよく使われています。
商品によって成分が異なるため、用途に合ったものを選ぶことが大切です。
オキシ漬けしてもニオイが残るのはなぜですか?
中敷きや靴の内部に汚れが残っている可能性があります。
中敷きを別に洗ったり、十分に乾燥させたりすることで改善する場合があります。
【まとめ】オキシ漬けは正しい方法なら上履きもスニーカーも気持ちよく履ける
オキシ漬けは、泥汚れや皮脂汚れ、黒ずみなどを落としやすくする便利なお手入れ方法です。
特に布製の上履きやキャンバス素材のスニーカーには取り入れやすく、自宅でも手軽にきれいにできます。
ただし、天然皮革やスエード、防水加工された靴など、オキシ漬けに向かない素材もあります。
洗う前には素材や洗濯表示を確認し、40〜60℃程度のお湯で20分前後を目安につけ置きすることが大切です。
また、しっかりすすいで風通しのよい日陰で乾かすことで、黄ばみや型崩れも防ぎやすくなります。
日頃からブラッシングや定期的なお手入れを心掛ければ、大切な上履きやスニーカーをより長くきれいな状態で履き続けられるでしょう。
