食料をまとめ買いしたいのに、冷凍庫がパンパンで入らない!
そんな時、追加で冷凍庫を購入しようと考える人もいるでしょう。
実際に、コロナ禍の自粛生活で冷凍庫を追加で購入し、セカンド冷凍庫を持つ家庭も増えたそうです。
そこで気になるのが電気代。
便利である一方で、選び方やコスト面での失敗が後悔につながることもあります。
この記事では、そんなセカンド冷凍庫にかかる運用コストに注目し、さまざまなタイプの冷凍庫の利点と欠点を詳しく解説します。
効果的な冷凍庫の選び方を学び、無駄な出費を避けることで、快適な生活を実現するためのヒントをお伝えします。
セカンド冷凍庫の電気代はどれくらいかかるの?
追加で冷凍庫を設置する場合、かかる電気料金を予め把握しておくことは非常に重要ですよね。
セカンド冷凍庫の電気料金は、冷凍庫のサイズや性能、使用方法によって異なりますが、一般的には月間で約500円から1,500円の範囲です。
(小型の冷凍庫では電力消費が少なく、月額500円程度で済むケースが多いです。一方で、大型の冷凍庫や効率の低いモデルの場合は、月額1,500円を超えることもあります。)
電気使用料を抑える冷凍庫の選び方
省エネ効率の高いモデルを選択
電気料金を節約するためには、冷凍庫の省エネ性能が非常に重要です。
省エネラベルが示されており、星の数や年間の電力消費量でエネルギー効率が示されています。
最新のモデルは効率が良く、古いモデルと比較して電力を大幅に節約できるため、選択の際は最新の技術を持つ冷凍庫を検討すると良いでしょう。
必要に応じた適切な容量を選択
冷凍庫の容量も電気料金に直接影響します。
一般的には、容量が大きいほど電気代もかかるものです。
容量が大きいと、入りきらないという心配はなくなります。
けれど、冷凍したからと言って、食品の品質が永久に保たれるわけではありません。
その家庭で食べきれる量を保存できる大きさを見極めることが大切です。
目安は、一人暮らしの場合は50リットルから100リットル、家族用では100リットルから200リットルの程度の容量です。
スリムタイプや省スペース設計の選択
設置場所に合わせたデザインやスリムタイプの冷凍庫を選ぶことで、空間を効率的に使用できます。
スリムタイプの冷凍庫は、狭いスペースにも設置しやすく、冷却効率を高め、電気料金の節約にも繋がりますよ。
自動霜取り機能付きのモデルを選択
霜が溜まると冷却効率が低下し、それによって電気料金が増加します。
自動霜取り機能が付いている冷凍庫を選ぶことで、霜を自動的に取り除き、効率的な冷却を維持することができます。
ファン式と直令式の違いは?
セカンド冷凍庫の主なタイプであるファン式と直冷式の概要と、それぞれの特性について解説しています。
ファン式の特徴
ファン式冷凍庫は内部の冷気をファンで循環させ、庫内を均一に冷却します。
このため、庫内の温度が均一に保たれ、どこに食材を置いても同様に冷凍することが可能です。
自動霜取り機能が付いているモデルが多く、定期的なメンテナンスの手間が軽減されます。
ただし、ファンの使用により消費電力が増加するというデメリットがあります。
直令式の特徴
冷却管を直接冷やすことで庫内を冷却するタイプです。
ファン式に比べて運転コストが低く、構造がシンプルなため初期投資も抑えられます。
しかし、霜がつきやすく、定期的な手動での霜取りが必要です。
また、庫内の冷え具合にムラが出やすいため、食材の配置に注意が必要です。
どちらのタイプを選ぶかは、メンテナンスの手間やコストの観点から選択することが重要です。
それぞれの長所と短所を考慮し、自分の生活スタイルに合った冷凍庫を選びましょう。
セカンド冷蔵庫が家にあるメリット&デメリット
セカンド冷凍庫を利用する利点としては、特に大家族や一度に大量の食材を購入する人にとって、冷凍スペースが増えることが魅力です。
また、季節やイベントに応じた使い分けにより、日常生活の便利さを向上させることができます。
さらに、メインの冷凍庫をより効率的に使うことができるようになります。
一方、セカンド冷凍庫の導入にはデメリットもあります。
それほど多くは無くても月々の電気代増えますし、特にエネルギー効率の低いモデルを選ぶと電気代が高くなることがあります。
また、設置には十分なスペースが必要であり、限られたスペースでは配置が困難になることもあります。
これらの要素を総合的に考慮し、セカンド冷凍庫を導入するかどうかを慎重に決定することが必要です。
電気代を節約する冷凍庫の使い方
適切な温度設定
冷凍庫の温度を適切に設定することは電気料金を抑える基本です。
一般的に適切な温度は約-18℃とされています。
これよりも低く設定すると無駄な電力を消費してしまいます。
冷凍庫の整理整頓
冷凍庫内を整理しておくことで、扉を開ける時間を短くすることができ、それによって電力を節約することができます。
扉の開閉を減らす
冷凍庫の扉を頻繁に開け閉めすると、内部の冷気が逃げやすくなり、再冷却のために多くの電力を消費します。
必要なものを素早く取り出し、扉の開閉を最小限に抑えることが電気料金の節約に繋がります。