辛いラーメンは美味しいですが、あまりに辛すぎると食べにくいですよね。
辛さを少し抑えることで、より多くの人に楽しんでもらうことができるでしょう。
ここでは、辛いラーメンを少しマイルドにする方法をご紹介します。
出来上がった辛いラーメンにプラスして辛さを和らげる方法
出来上がったラーメン。
食べてみると想像以上に辛い時、何か一つプラスするだけで辛さが和らぎ、美味しく食べる方法があります。
一つ加えるだけでとても簡単なのでぜひ試してみてください。
生卵を加える
生卵をそのままスープに落とすだけで辛さがマイルドになります。
黄身を崩すと、スープとよく混ざり合い、さらに辛さが抑えられます。
チーズを加える
とろけるチーズをラーメンに乗せることで、辛さが和らぎ、濃厚なチーズの味が加わります。
チーズは辛い料理にもよく合いますよ。
さらにはちみつを加えると、塩味と甘みが組み合わさって独特の風味が楽しめます。
バターやマヨネーズなどの油分を加える
バター、マヨネーズなどの油分を加えると辛さがマイルドになり、味にコクと深みが増します。
油分には辛みをマイルドにする効果があります。
これは、辛さの主要成分であるカプサイシンが脂溶性であるためです。
カプサイシンは水には溶けにくいですが、油にはよく溶けます。
そのため辛いラーメンに油を加えると、カプサイシンが油に溶け出して分散し、辛さが和らぐのです。
ごま油なら、ラーメンの風味が大きく変えることなく辛みを和らげることができます。
これらの方法を使って、お好みに合わせて辛さを調整してみてください。
辛いラーメンをマイルドに作る方法
あらかじめ自分の好みより辛いラーメンだとわかっている場合、調理の時点で辛みを和らげる方法があります。
溶き卵を加える
仕上げに溶き卵をスープに加えてから火を止めます。
牛乳でラーメンを作る
水の代わりに牛乳を使ってラーメンを作ります。
牛乳にはカゼインというタンパク質が含まれています。
このカゼインが、辛み成分であるカプサイシンと結びつくことで辛みが和らぐのです。
また、牛乳にも脂肪分があるので、辛みが分散し食べやすくなります。
ただしこの方法は、味自体も大きく変わり、好みも分かれます。
最初は水の全量を牛乳に変えるのではなく、水の何割かを牛乳に変えて作るのをお勧めします。
豆乳でラーメンを作る
牛乳が苦手な方には豆乳を使うのがおすすめです。
豆乳にも油分がありますし、糖分も牛乳よりも多いので、豆乳で作ったラーメンはまろやかな味に仕上がります。
豆乳坦々スープなどがあるように、豆乳は唐辛子をも相性がいいので、おすすめの方法です。
どうしても味は変えたくないなら
何かを加えたり、牛乳や豆乳でラーメンを作ると、当然ながら味が変わります。
辛みは抑えたい、でも味は変えたくない・・・
そんな時は、少しラーメンを冷ましてから食べると、辛みが少し穏やかになります。
辛み成分であるカプサイシンは、温度が高い方がより口の中で辛みが伝わりやすいのです。
また、最近は水でインスタントラーメンで作る方法もSNSなどで人気です。
冷たいラーメンなら、随分辛みが抑えられるでしょう。
まとめ
辛いのが好きと言っても、食べてみたら想像以上に辛かったなんてことはよくあることです。
辛いラーメンなら、卵やチーズ、バターやマヨネーズなどを後から加えるだけで辛みが和らぎます。
また、牛乳や豆乳を水の代わりに使って作ると、辛みを抑えつつラーメンを作ることができます。
さらにどうしても味を変えずに辛みを抑えたいなら、少し冷まして食べるといいでしょう。
辛いラーメンの辛みを和らげる方法はいくつかあります。
自分の好みの辛さに調節して、美味しいラーメンを楽しみましょう。
